17年の外国人旅行者数、2年連続で過去最高

シンガポール政府観光局(STB)が12日発表した観光統計によると、2017年の外国人旅行者数は前年比6.2%増の1,740万人(速報値)となり、2年連続で過去最高を記録した。観光収入は同3.9%増の268億Sドル(約2兆1,960億円)で、こちらも最高記録を更新している。

国・地域別の外国人旅行者数では、上位15カ国・地域中、13カ国・地域で前年を上回った。そのうち中国、インド、ベトナム、フィリピン、米国、英国、ドイツの7カ国は過去最高となった。中でも中国は13%増の320万人となり、16年の2位から1位に浮上した。中国人観光客が300万人を突破するのは初めて。2位は16年まで不動の1位だったインドネシアで、2%増の300万人。16年に4位だったインドは16%増の130万人と2桁成長を記録し、3位に順位を上げた。一方、16年に3位だったマレーシアは1%増の120万人と微増にとどまった。13%増加したベトナムは今回初めて、上位10カ国・地域に入っている。

一方で、香港(13%減)やタイ(3%減)からの旅行者は減少した。

17年1~9月の観光収入を国・地域別に見ると、英国、米国、中国で高い伸びを示した。増加率はそれぞれ前年同期比24%、22%、10%。最も観光収入が多かったのは中国で、3年連続トップとなった。日本(9%減)やインドネシア(7%減)、インド(1%減)は落ち込んでいる。MICE(会議、視察、国際会議、展示会・見本市)の商用客が少なかったことが背景にあるとみられる。

分野別の収入では、MICE業界が4%増の31億5,000万Sドルだった。17年通年ではホテル業界が4%増の37億Sドル。ホテルの稼働率は1.5ポイント上昇した。17年末時点の国内のホテル数は420軒で、このうち22軒は同年中に開業している。

クルーズ船の乗客数は17%増の138万人で過去最高。寄港回数は3%増の421回で、このうち16回は初寄港だった。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 経済一般・統計観光・娯楽

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