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台微体、中国同業の出資受け入れ中国市場開拓

バイオ・製薬企業の台湾微脂体(TLC、台微体)は22日、香港子会社の株式33.4%を中国同業のJixiバイオテクノロジーに売却すると発表した。売却額は2,000万米ドル(約22億円)。香港子会社を中国企業との合弁にすることで、中国市場で効率的な拡販を図るのが狙い。

23日付自由時報によると、中国政府は近年、医薬品業界の改革に力を入れており、医薬品審査期間の短縮に加え、中国外で実施した臨床試験データを中国での新薬承認申請手続き(NDA)の審査根拠として受容するなど、米国食品医薬品局(FDA)の新医薬品(IND)申請制度に準拠しつつある。台微体はJixiバイオテクノロジーが保有するネットワークなどを通じて、中国市場での新薬の認証と販売を早めたい考え。

台微体が中国市場での売り込みを図るのは、自主開発した以下の3種。関節炎治療薬の「TLC599」は薬効は3~6か月と長く、約4,200万人の膝関節炎の患者がいるといわれる中国は大きな商機になるとみている。

また、眼科用注射剤の「TLC399」は眼球黄斑部の水腫などを対象とする治療薬で、注射をする頻度は従来の月1回から4~6か月に1回で済むのが特徴。中国には同様の治療を受ける患者が740万人いるという。

さらにがん治療薬の「TLC178」は、骨や筋肉、脂肪などの悪性腫瘍「横紋筋肉腫(RMS)」の治療薬として、FDAからは希少小児疾患用治療薬として認定された。FDAから優先審査バウチャー(RPDPRV)の取得も期待でき、認可された場合、対象の薬剤の審査期間は通常の10カ月以上から6か月に短縮できる。RPDPRVは他社への売却が可能となるため、売却益も見込めるという。


関連国・地域: 中国台湾
関連業種: 医療・医薬品金融

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