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鴻海、HPCサーバーを自主開発

鴻海が高雄ソフトウエアパークに設けている研究開発センター(NNA撮影)

鴻海が高雄ソフトウエアパークに設けている研究開発センター(NNA撮影)

EMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手の鴻海精密工業は26日、「高雄軟体科技園区(高雄ソフトウエアパーク)」で、初の民間開発による商用ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)サーバーを発表した。演算速度は台湾で稼働している既存のHPCの約3倍に当たる、最高6ペタフロップス(PFLOPS、1ペタフロップス=浮動小数点演算を1秒間に1,000兆回行うことを表す)という。

26日付聯合報などが伝えた。鴻海は高雄ソフトウエアパークに設けているスーパーコンピューターの研究室を初めて公開し、同時に自社開発のHPCサーバーを披露した。開発は、HPC研究を手掛けるグループベンチャー、睿カ電算科技(カ=馬へんに華、レッドファルコン・コンピューティング)が開発を主導。中央処理装置(CPU)や画像処理装置(GPU)の研究では台湾の他企業とも連携した。

演算能力は米アップルのスマートフォン旗艦機種「iPhone(アイフォーン)X(テン)」の540万台分に相当し、電力1ワット(W)当たりの処理能力は4.13ギガフロップス(GFLOPS、1ギガフロップス=浮動小数点演算を1秒間に10億回)。世界のスパコン上位50位の平均値より高いのが売りで、これまで3日間を要した演算も30分で終了できる。

鴻海は系列通信会社の亜太電信(APT)が将来、台湾全域に光ファイバー網を敷設し、HPC技術を医学情報の解析や運動データの分析、アート、アニメーション、演算などに応用していく意向を示している。


関連国・地域: 台湾
関連業種: その他製造IT・通信

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