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配電メラルコ、日立の蓄電池で試験事業へ

フィリピンの配電大手マニラ・エレクトリック(メラルコ)は、日立製作所のリチウムイオン蓄電池を使用して、来年から蓄電池運用の試験事業を実施する。フィリピンの配電会社が同システムを導入するのは初めて。試験を通じて電力の需給バランス管理のノウハウを習得し、スマートグリッド(次世代送電網)の構築を目指す。

2019年度末(20年3月末)を期限とする試験事業に関する覚書をこのほど日立と結んだ。まずは18年1月に出力2,000キロワット(kW)のリチウムイオン蓄電池を日立から調達。過去に運営していたブラカン州サンラファエルの「サンラファエル・サービスセンター」に設置する。2月に試験作業、3月以降に運転開始の予定だ。試験期間中は、隣接して運転する太陽光発電の出力変動への対応や、配電系統の安定化を検証する。

メラルコはスマートグリッドの構築を目指しており、蓄電システムは電力を安定供給する上で必要となる。地元紙ビジネスミラーによると、メラルコのローレンス・ヘルナンデス副社長は、「蓄電システムは将来の配電網にとってきわめて重要。日立との試験事業でノウハウの取得や運用経験を積むことで、蓄電システムの電力系統への導入に関する理解が深まる」と、期待感を示した。

日立は、日本のスマートシティーや米国の電力系統などにリチウムイオン蓄電システムを提供してきた。フィリピンで同システムを納入するのは初めてとなる。


関連国・地域: フィリピン日本
関連業種: 電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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