百年住宅がベトナム現法、海外初進出

住宅メーカーの百年住宅(静岡市)は、ベトナムでプレキャストコンクリートを使った住宅建設の市場を開拓する。ホーチミン市に設立した現地法人が、CAD(コンピューター支援設計)業務のオフショア事業を手始めに、棟割式一戸建て住宅(タウンハウス)建設などベトナム国内向け事業を2~3年かけて確立していく。百年住宅にとっては海外初進出となる。

現地法人「百年住宅ベトナム」は1区リートゥチョン通りに開設された。現在は技術者4人が日本から受託したCAD作業にあたり、並行して地場デベロッパーなどに営業をかけている。

百年住宅は日本では、「壁式プレキャストコンクリート(WPC)」工法と呼ばれる、耐震性の高さや丈夫さ、工期の短さなどが特徴の住宅建築を得意とする。ベトナムにはWPC工法は普及していないが、現法の高橋実社長は「長持ちするコンクリート建ての住宅が、経済成長とともに支持されるようになる」と見込む。

WPC工法は、工場であらかじめ製造された高強度のPCパネルを組み立てる建築方式。大規模な住宅開発で受注すれば、PCパネルの製造コストが削減できる。高橋社長によれば、PCパネルはまずはベトナム国内で生産委託を検討するが、自社工場の建設も視野に入れる。日本の工場では、ベトナム人技能実習生を受け入れており、将来的にベトナム工場で雇用する選択肢もある。

百年住宅は1975年創業で東北や中国、九州地方などにも展開している。2016年度のグループ売上高は125億円余りだった。


関連国・地域: ベトナム日本
関連業種: 建設・不動産

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