テイクオフ:学歴社会のインドネシア…

学歴社会のインドネシア。大学進学のための学習塾も少なくない。高校でも3年生になれば補習授業はあるが、それだけでは物足りないと焦る保護者も多いのだろう。7月に新学年が始まってから、はや1カ月。ぼんやりしている間に、ある塾では募集定員が埋まるまであと10人。ぎりぎりで申し込みに間に合った。

安心したのもつかの間、驚いたのはその授業料だ。来年5月の入試までの約10カ月間で700万ルピア(約6万円)。一括払いなら割引があるが、分割払いでも3回で完納しなくてはならない。これでも安い方らしく、別の塾では1,000万ルピアを超える。国立大学に不合格なら2,500万ルピアを全額返金する塾もある。

内需が1年で最も活発化する断食明け大祭(レバラン)前後も、消費は低迷した。消費者の支出が教育費に流れたからだ――。そんなセオリーを身をもって実感した。(麻)


関連国・地域: インドネシア
関連業種: 社会・事件

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