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米でBSE発生、牛肉輸入は禁止せず=食薬署

台湾の衛生福利部食品薬物管理署(食薬署)は19日、米アラバマ州で11歳の牛1頭から「非定型」の牛海綿状脳症(BSE、狂牛病)が確認されたとの通知を受けたと発表した。米国産の牛肉は台湾の牛肉市場で最大のシェアを占めるが、現時点で輸入停止措置は取らないという。

20日付蘋果日報によると、食薬署の担当者は米国について、国際獣疫事務局(OIE)の安全性格付けで最上位となる「無視できるBSEリスク」に認定されている上、今回確認されたのが11歳の高齢牛で食肉処理のルートには入っていないため、現時点で輸入停止などの措置は取らないと説明。同署の呉秀梅署長も「OIEが米国の安全性格付けを変更した場合にのみ、輸入禁止も検討する」と述べた。

食薬署は今月24日から行政院農業委員会(農委会)動植物防疫検疫局の担当者とともに米国で2週間にわたる現地調査を行い、管理状況などを改めて確認した上で、結果を公表するという。

これに対し医師や消費者団体からは「輸入を停止すべき」との声が上がっている。高雄長庚紀念医院の名誉副院長で、食薬署のBSEに関する専門家会議にも委員として参加する陳順勝医師は「非定型のBSEはまだ不明な部分が多く、定型のBSEより危険性が高い」と指摘。現地調査が終わるまでは、輸入を一時、停止すべきだと主張した。消費者団体の中華民国消費者文教基金会(消基会)の游開雄董事長も「市民の健康を軽視している」と批判。感染源が不明で、若い牛に感染する可能性も否定できないとし、まずは輸入を止めるべきだと訴えている。


関連国・地域: 台湾米国
関連業種: 農林・水産

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