17年成長率予測2.3%に=金融庁調査

中央銀行に当たるシンガポール金融管理庁(MAS)が15日発表した最新の民間エコノミスト調査によると、2017年の経済成長率見通し(中央値)は2.3%となり、前回調査(16年12月)時の1.5%から上方修正された。1~3月期の成長率見通しは前年同期比2.6%で、やはり前回調査時の1.3%から引き上げられている。

MASは3カ月ごとに民間エコノミストによる経済見通しの調査を実施。今回は23人から回答を得た。

通産省が2月に発表した16年10~12月期の実質国内総生産(GDP)成長率(改定値)は前年同期比2.9%となり、MASの前回調査時の成長率見通し(0.8%)を大幅に上回った。16年通年の成長率も、予測の1.4%より0.6ポイント高い2.0%となっている。こうしたことが、今回の調査の結果に影響したとみられる。

17年の成長率見通しを業種別に見ると、製造業が4.5%で、前回調査時の1.1%から上方修正された。一方、建設は2.4%から0.3%へと大きく引き下げられた。ホテル・外食産業も1.7%から1.3%に下方修正されている。

輸出(石油と再輸出を除く=NODX)の伸び率の見通しは0.3%から6.1%へと大幅に上方修正された。半面、民間消費は1.5%から1.1%に引き下げられている。

18年の成長率見通しは2.4%となっている。

17年のインフレ率見通しは1.0%で、前回調査時から変化はない。コアインフレ率(運輸や住宅など、政府の政策の影響を受けやすい項目を除外したインフレ率)は、1.3%から1.5%に引き上げられた。17年の失業率の予想は前回調査時と同じ2.4%だった。


関連国・地域: シンガポール
関連業種: 経済一般・統計

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