車の付加価値、電動化から智能化へ
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アジア各国で中国自動車メーカーの存在感が増すなか、各メディアに業界の分析や見通しについてコメントや論考を発信している、みずほ銀行の湯進・上席主任研究員。湯氏は先に『2040 中国自動車が世界を席巻する日 BYD、CATLの脅威』(日本経済新聞出版)を上梓した。「論文と現地での取材を盛り込んだ」と語る通り、最新のトレンドを分析したほか、比亜迪(BYD)と寧徳時代新能源科技(CATL)を中心に「現場ルポ」と題して日中の注目企業10社以上を訪問した。「100年に一度」と言われる自動車産業の変化を起こす電気自動車(EV)や電池メーカーの実態を、余すところなく伝えている本書について、湯氏に話を聞いた。