東南アジアの主要3カ国(タイ、ベトナム、インドネシア)を訪れる日本人の数が、依然として新型コロナウイルス禍前の2019年の水準に回復していない。各国とも24年の外国人旅行者数は19年を下回っているが、日本人の減少率は市場全体の縮小幅を大きく上回っている。また円安などの影響もあり、タイとインドネシアでは訪日旅行者のほうが、両国を訪れた日本人より多い逆転現象が起きている。
東南アジアの主要3カ国(タイ、ベトナム、インドネシア)を訪れる日本人の数が、依然として新型コロナウイルス禍前の2019年の水準に回復していない。各国とも24年の外国人旅行者数は19年を下回っているが、日本人の減少率は市場全体の縮小幅を大きく上回っている。また円安などの影響もあり、タイとインドネシアでは訪日旅行者のほうが、両国を訪れた日本人より多い逆転現象が起きている。