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豪給与総額の男女格差19%、世帯役割が影響

オーストラリアで従業員数が100人以上の企業について、給与総額中間値の男女給与格差が19%だったことが、オーストラリア政府系機関の職場男女平等局(WGEA)の調べで分かった。ホワイトカラー職のうち、金融や会計、コンサルティング業界で幹部クラスに男性が多いことなどが背景。家庭における女性の役割が男性よりも依然として大きいことも、会社での女性のキャリア形成の障害となり、結果として給与を引き下げる要因となっている。【NNAオーストラリア編集部】