中国が、ミャンマーでの存在感を一段と高めようとしている。11日付電子メディアのイラワジが伝えた。同メディアは、４日に開かれた第７回瀾滄江メコン川協力（Ｌ…

ミャンマー

中国が、ミャンマーでの存在感を一段と高めようとしている。11日付電子メディアのイラワジが伝えた。同メディアは、４日に開かれた第７回瀾滄江メコン川協力（ＬＭＣ）外相会議で、中国の王毅（おうき）国務委員兼外相がミャンマー国軍の任命したワナマウンルイン外相とともに共同議長を務めたことに言及。中国はミャンマーを通じ、メコン諸国との関係の再強化も図ろうとしていると報じた。
イラワジは、中国がミャンマーで、「ＬＭＣプロジェクト」、「新たな陸・海上貿易回廊」、「中国・ミャンマー経済回廊（ＣＭＥＣ）とＣＭＥＣプラス」という３つの計画を進めていると指摘。ＬＭＣプロジェクトには、北東部シャン州タチレクのワンポン港の改修やサルウィン川でのダム建設などが含まれ、いずれも中国にとって、ミャンマーの少数民族支配地域を含むメコン地域に対する影響力を拡大する重要な事業だと報じた。
中国はミャンマーを経由する貿易回廊も拡大しようとの見方も示した。具体例として、４月に開設された中国の重慶からラオス、タイ、ミャンマー最大都市ヤンゴンを経由し、インド洋に続く貿易回廊を紹介。2021年８月に始まった重慶から雲南省瀾滄、シャン州チンシュエホー、第２の都市マンダレー、ヤンゴンを経由しシンガポールに至る別の回廊の試験運用にも触れた。また、シャン州ムセとマンダレーを結ぶ鉄道を整備し、中国と接続する計画も進めているとも報告した。
中国の広域経済圏構想「一帯一路」の一環であるＣＭＥＣについては、中国は西部ラカイン州のチャウピュー経済特区（ＳＥＺ）の開発と関連インフラ事業を再開する意向を示していると報道。ＣＭＥＣを「ＣＭＥＣプラス」に発展させる計画や、２つの越境送電網を建設し、ミャンマーに電力を販売する計画も明らかにしていると説明した。

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タイ政府は５月１日から全ての外国人に登録を求める電子入国カード「タイデジタル到着カード（ＴＤＡＣ）」を導入する。紙での提出が停止されていることから犯罪…

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ベトナム

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インドネシア・バリ島にあるウオーターパーク「ウオーターボム・バリ」は、国内の観光業界で唯一、科学的根拠に基づいた温室効果ガスの削減目標「ＳＢＴ」を取得…

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５月３日のオーストラリア連邦総選挙を目前に控え、与党労働党と野党保守連合（自由党・国民党）の支持率が拮抗（きっこう）し、単独過半数を確保できない「ハン…

22～25日に中国浙江省を訪問した香港政府トップの李家超（ジョン・リー）行政長官は、「杭州六小竜」と呼ばれる同省杭州市の新興テック企業６社に香港への進出を…

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