排水再利用を共同開発~シンガポール水事情・第2回
日東電工と三菱レイヨンのグループ会社である三菱レイヨン・エンジニアリングは、公益事業庁(PUB)との膜を利用した排水再利用技術の共同開発を開始した。第1弾として、25日に東部ベドックにある実証プラントに膜モジュールを投入し、半年間にわたる検証作業をスタートさせた。また、日東電工は8月をめどに水処理膜メーカーとしては初めて、シンガポールに研究開発拠点を開設する。「シンガポール水事情と日系企業動向」の第2回目では、異なる膜技術で相乗効果を狙おうとしている両社のシンガポールでの事業戦略を報告する。