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大気汚染対策、次の段階へ

今年1月、タイの首都バンコクでは大気中に浮遊する微小粒子状物質「PM2.5」などの大気汚染物質の量が過去最多を更新した。タイ政府も対策を講じているが、目に見える効果は上がっていない。そうした中、2022年からタイの大気汚染対策を支援する国際協力機構(JICA)専門家チームの試算で解明されたのは、単一的な対策では十分な削減効果が見込めないということだ。大気汚染対策では分野を超えた官民一体の、地域や国境も取り払った総力戦が求められる。

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