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ホンダが新型シティ投入、月2,500台販売へ

ホンダ・マレーシアは20日、フルモデルチェンジした第4世代となる小型セダン「シティ」を発表した。2月の先行予約開始以来、既に1,800台の予約を受け付けており、月2,500台の販売目標達成に弾みをつけている。また、日本で開発中のシティのハイブリッド車(HV)モデルをマレーシア国内で製造する考えも明らかにした。

ホンダ・マレーシアの上野洋一郎社長兼最高経営責任者(CEO)によると、現在日本で開発が進んでいる「シティHV」を、マラッカ州マラッカ工場の第2生産ラインにて完全ノックダウン(CKD)方式で組み立てる。具体的な時期や生産台数は公表しなかった。マラッカ工場第2生産ラインでは現在、小型車「ジャズ」と「ジャズHV」、それに今回発表した新型「シティ」の3車種を生産している。将来的には第1ラインでは中型セダン「シビック」、「アコード」、スポーツタイプ車「CR―Z」、第2ラインでは「ジャズ」「シティ」などの小型モデルとHVの生産にそれぞれ集約していく計画を示している。

■前モデルから価格引き下げ

新型シティは、2006年以来の完全フルモデルチェンジとなる。マレーシアはインド、タイに次いで3カ国目の投入。グローバルで共通のボディーを採用し、各地域のニーズに合わせたエンジンを搭載している。マレーシアでは「1.5リッターSOHC i―VTEC」エンジンを搭載。装備を充実させた。燃費も前モデルより13%向上しているという。このほかホイールベースを長くして室内空間を広げて搭乗者の快適性も向上させた。

マレーシアでは4グレードを販売する。価格は5年保証付きで7万5,800リンギ(Sグレード、保険込み、約236万円)から9万800リンギ(Vグレード)まで。上野社長によると、前モデルは8万5,000~9万リンギと、Bセグメント(コンパクト・小型車)市場のモデルとしては高めの設定だった。これに対して、新モデルは現地調達率が7割を超えており、国民車や日系など競合相手がひしめくマレーシアの小型車市場で競争力のある価格設定ができたという。前モデルの購入層だった家族連れのほか、大学生などの若者もターゲット層として狙っている。

シティは同社の最多販売車種。01年の現地生産モデル投入以来、累計で14万5,000台を販売している。

上野社長によると、ホンダ・マレーシアは今年の販売目標を前年比47.4%増となる7万6,000台に設定しており、そのうち約4割をシティでけん引する計画だ。

1~2月のホンダ車の販売台数は、1月が約6,400台、2月が約4,200台だった。ホンダ・マレーシアでは、2月の販売について、春節(旧正月)のほか、シティの先行予約受付があったことで価格発表を待つ購入希望者がいたため失速したと説明した。

ホンダ・マレーシアは中期計画として、12年からの3年間で合計10億リンギ規模の投資を進めている。販売網の拡充にも力を入れ、現在は約70店の販売店を15年末までに90店にまで増やす。


関連国・地域: マレーシア日本
関連業種: 自動車・二輪車その他製造建設・不動産小売り・卸売り

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