ミャンマーでの投資案件を審査するミャンマー投資委員会(MIC)は4月1日、同国第2の都市マンダレーに拠点を開設する。首都ネピドーと最大都市ヤンゴンに次ぐ拠点で、会社登記と輸出入ライセンス認可の審査を手掛ける。ミャンマー北部を中心とする地方部での投資促進に弾みがつく可能性がある。
マンダレー商工会議所のソー・ミン会頭が明らかにしたもので、MICの新拠点では会社登記の更新手続きも行う。手数料を会社登記で120万チャット(約12万7,000円)、輸出入ライセンス登録で20万チャットに設定する。
ミン会頭は「マンダレーは(アジアを横断する)アジアハイウエーの中継地点で、商業ハブの役割を担うようになる」とMICの新拠点の重要性を強調した。
現在は会社登記や輸出入手続きにはネピドーかヤンゴンに出向く必要がある。ある地元の事業家は「ネピドーに行くには費用もかかるし、手続きが1回で終わらないこともある」と語り、マンダレーでのMICの拠点開設を歓迎した。
※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。