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女子高生の制服風ファッション、台湾でPR

制服設計の響(ひびき、東京都港区)が運営する女子中高生の制服風ファッションブランド「ルーシーポップ」は9日、台北市で同日に開幕したファッション見本市「タイペイ・イン・スタイル(台北魅力展)」に出展した。小売店などの業者や一般来場者向けに、響が設計した学校制服風の衣類や雑貨などをPR。日本の制服風ファッションへの関心が高いとみられる台湾で、新たな販路構築に向けて商機を探る。海外の見本市などへの参加は5カ国・地域目。

レストランや百貨店など企業向けの制服の設計などを手掛ける響は、2010年に一般向けのファッションブランドとしてルーシーポップを設立。商品は、本物の学校制服を縫製する日本のメーカーに委託して製造しており、いすに座った際にスカートのプリーツが崩れにくいなど高品質を売りとしている。実際のエンドユーザーである現役の女子中高生と協力して設計した商品が特に人気だという。日本ではここ数年、制服風ファッションを着て活動するアイドルや声優が増えたことを背景に市場が拡大。響の神山太CEO(最高経営責任者)によると、日本の制服風ファッションの市場規模は約200億円で、本物の学校制服市場の約5分の1に相当するという。

台北の「松山文創園区」(松山区)で開幕したタイペイ・イン・スタイルでは、9~10日に商談を実施。ルーシーポップの商品の現地販売に向けて百貨店などと商談を進める。神山CEOは、「ルーシーポップブランドによる本物の学校制服の設計なども提案したい」と意気込む。初日の開幕直後には、制服風ファッションのファンという女性バイヤーが早速ブースを訪れ、約5万台湾元(約19万円)分を注文したという。

11~12日には、一般来場者向けに商品の即売会を開く。販売するのは、半袖で3,500元からのブレザーやスカート(2,500元)、かばん(2,000元~)、リボン(500元~)など。このほか11日午後には、交流サイト「フェイスブック」などを通じて応募した参加者がルーシーポップの商品を試着して松山文創園区内を散策するイベントも開く。

神山CEOは、「台湾ではアニメ関連のイベントに毎年約60万人が来場する。こうしたイベントの来場者はルーシーポップのターゲット層に合致している」として、市場の有望性に期待を寄せている。

響は海外では12年以降、経済産業省と総務省が推進する日本文化の発信プロジェクト「クール・ジャパン」事業の一環などで、インドネシア・ジャカルタをはじめ、フィリピン・マニラ、仏パリ、香港の関連イベントにルーシーポップを出展してきた。フィリピンでは、ファッションショーの主催会社との商談が進み、現地での販売につながったという。


関連国・地域: 香港台湾インドネシアフィリピン日本欧州
関連業種: 繊維小売り・卸売りマクロ・統計・その他経済

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