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ビナイ氏の支持率が大幅下落、大統領選に暗雲も

フィリピンの民間調査会社ソーシャル・ウェザー・ステーション(SWS)が13日発表したビナイ副大統領の支持率調査によると、今年第1四半期(1~3月)の満足度指数(満足から不満を引いた数値)は31となり、2010年6月の就任以来、最低となった前期(昨年10~12月)の44をさらに下回った。マニラ首都圏マカティ市長時代の汚職疑惑が背景にあるとみられ、出馬する意向を示している来年5月の大統領選挙にも影響するとの見方が出ている。

調査は3月20~23日に、全国の成人1,200人を対象に対面方式で実施。「満足」と答えた調査対象者は前期を7ポイント下回る58%だった。一方、「不満」との回答は28%を占め、前期から8ポイント拡大した。

マニラ市の私立サントトマス大学(UST)政治学部のエドムンド・タヤオ教授は、地元紙ビジネスワールドに対して、大統領が国民投票によって選ばれることに言及。「(支持率の低迷が)選挙の結果に表れる可能性がある」と指摘した。

これに対して、ビナイ副大統領の報道官は、マカティ市長時代の汚職疑惑は選挙妨害にすぎないと主張し、今後の支持率回復に楽観的な見方を示した。

■上院議長の支持率回復

一方、ドリロン上院議長の満足度指数は35で、前期を7ポイント上回った。「満足」と答えた調査対象者は57%で、前期から4ポイント拡大。「不満」との回答は22%で、前期から3ポイント縮小した。

ベルモンテ下院議長の満足度指数は12で、前期から1ポイント上昇。セレノ最高裁判所長官は、前期を1ポイント下回る10だった。


関連国・地域: フィリピン
関連業種: マクロ・統計・その他経済政治

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