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食品の谷八、原発事故受け海外初の工場

菓子、食品メーカーの谷八(栃木県日光市)は、来年1月から台湾の新工場を稼働させる。原発事故による輸出規制や円高を受け、初めての海外生産に踏み切る。

同社はNNAの取材に対し、「台湾では30年ほど前から販売拠点を設けて彫り物などの民芸品を販売したり、貿易会社を通じて食品を販売していた。原発事故後の輸出規制によって食品がすべて輸出できなくなったため、現地子会社を設立して生産に踏み切る」と経緯を説明した。

従来の地場業者との合弁会社を売却し、新会社「台湾谷八国際」を10月に台北市で設立。新北市に設けた新工場では、主力の「もちもちロール」「もちもちオムレット」などの菓子を生産する。一部を除いてすべての材料を現地で調達、商品は域内販売のほか、その他アジアなどへ輸出することも検討する。現在、本社では中華まんやギョーザなどの食品を他社から仕入れて販売しているが、新工場稼働後には台湾で自社生産し、日本への販売を検討している。

新工場の面積は約1,800平方メートル。従業員12人で稼働させる計画で、うち約2人を本社工場から派遣する。

セブン―イレブンや全家便利商店(台湾ファミリーマート)、OK便利店などコンビニエンスストアや百貨店、量販店など計12社と契約を交わし、計5,500店に商品を納めることが決まっている。初年度売上高は域内のみで4億円の達成を目指す。

同社の「もちもちロール」は農林水産省の「世界が認める有望加工食品」でベスト4に選ばれている。これまで台湾のほか、香港や韓国などで販売実績がある。


関連国・地域: 香港台湾日本
関連業種: 食品・飲料マクロ・統計・その他経済

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