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エビ豊漁、洪水被害の漁師に朗報

甲殻類の主産地であるクイーンズランド(QLD)州南東部モートン湾ではエビ漁が好調で、先の洪水で打撃を受けた漁業者を元気付けている。供給拡大で小売価格が低下しており、州政府や漁業団体は地元産魚介類を積極的に購入することによって、漁業者を支援するよう消費者に呼び掛けている。

州第一次産業・水産省によるとモートン湾では現在、エビの漁獲量が昨年の同じ時期と比べて2倍以上を記録しているケースもある。クルマエビの一種であるキング・プローンやタイガー・プローンのほか、カニのサンド・クラブやアサヒガニ(スパナ・クラブ)、サバの一種スパニッシュ・マッカレルなども漁獲が増えている。

豊漁を背景に小売価格は低下している。同州水産局のグローブス部長は「モートン湾産の魚介類は世界でも有数の品質を誇っている。最高級の商品が手軽に入手できるチャンスだ」とPRした。

また、QLD州魚介類販売協会のパーキンス事務局長は「低価格のメリットを享受するとともに、地元産の魚介類を購入することによって、地元の漁業者や小売業者を支援してほしい」と呼び掛けた。

モートン湾は1月の大規模な洪水で増水したブリスベン川の河口に位置している。先の大規模な洪水とサイクロンによる同州漁業全体の損害は約2,500万豪ドルに達しているという。

豪農業資源経済局(ABARES)によると、QLD州のエビ類漁獲量(2008/09年度=養殖物を含む)は1万1,698トンと全国の48.9%を占める最大の産地。カニ類も3,169トンと1位で60%のシェアがある。【3月4日付NNA豪州農業ニュースより】


関連国・地域: オーストラリア
関連業種: 農林・水産

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