【有為転変】第226回 日本は一人で歩く?(下)
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(前回からの続き)
オーストラリアを例にすると、中国は日本よりはるかに経済規模が小さいオーストラリアに対し、数年前の激しい対立がありながらも、現在は一定の敬意を払っているところがある。万が一、アルバニージー首相が連邦議会で、高市首相と同じように遠回りな言い方ながらも「台湾有事での関与をほのめかす発言」をした場合でも、中国はあれほどの度を越した反発はしないだろう。【NNAオーストラリア・西原哲也】
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オーストラリアを例にすると、中国は日本よりはるかに経済規模が小さいオーストラリアに対し、数年前の激しい対立がありながらも、現在は一定の敬意を払っているところがある。万が一、アルバニージー首相が連邦議会で、高市首相と同じように遠回りな言い方ながらも「台湾有事での関与をほのめかす発言」をした場合でも、中国はあれほどの度を越した反発はしないだろう。【NNAオーストラリア・西原哲也】