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聯発科のマルチコア戦略、クアルコムは距離

携帯端末用チップセット大手の聯発科技(メディアテック)がクアッドコアチップを来年の重点製品と位置づけたことに対し、ライバルの米クアルコムは「もはやコア数を競う時代ではない」と否定的な立場を示した。中国のスマートフォン市場でシェア争いを繰り広げる両社だが、仕様をめぐる方向性の違いが明確になった。

14日付工商時報によると、クアルコムの沈勁(ジェームズ・シェン)副総裁は13日、「来年第1四半期にはクアルコムのクアッドコアチップセットを搭載した携帯端末の出荷が始まるが、戦略的にはデュアルコアを当面の主軸に位置づけている」と説明した。聯発科が中国で大々的にクアッドコア製品の発表会を開いた翌日の発言で、聯発科への対抗心がうかがえる。

沈副総裁は「中国のスマホ市場はすでにクアッドコア製品であふれかえっている」と指摘。「中・低価格帯スマホにおいては、シングルコアからクアッドコアに買い換えたユーザーが、期待したほどの効果を実感できないケースが多い」ことから、「ユーザーはコア数ではなく製品全体としての性能を比較するようになった」と述べた。

その上で「過当競争の結果、中国の中・低価格帯スマホ市場も量より質の段階に入った。パソコン(PC)と同様、これまで以上にブランドが重視されるようになる」と分析。コア数競争からは距離を置き、品質やブランドを前面に押し出していく姿勢を強調した。


関連国・地域: 中国台湾米国
関連業種: 電機IT・通信

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