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華人系学校の多民族化進む

中国語教育熱高まる、違憲論争の中

マレーシアでは今週、公立学校の新学年が始まった。近年、民族の壁を越えて「vernacular school(民族語学校)」と呼ばれる公立の華人小学校、タミル語小学校に入学する生徒の数が増え、話題を呼んでいる。特にマレー半島部の華人小学校ではイスラム教徒(ムスリム)のマレー系生徒の増加が顕著で、背景には将来を見越した中国語教育熱があるようだ。また、華人学校は寄付金をはじめとする資金が豊富で、設備が整っているという利点もある。一方、社会の保守化が進む中、民族語教育は国民の団結を阻むとして議論の的にもなっている。【降旗愛子】

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