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下半期最初の株式市場、売り優勢の展開

下半期(7~12月)最初の取引日となった2日の株式市場は、幅広い銘柄で売りが優勢となった。

ホーチミン証券取引所(HOSE)では、ベトナム株価指数(VNインデックス)が0.7%安の419.30ポイント、主力銘柄で構成されるVN30インデックスが1%安の492.66ポイントで取引を終えたほか、ハノイ証券取引所(HNX)でもHNXインデックスが1.4%安の70.09ポイントで引けた。

ベトナム国家銀行(中央銀行)は1日、主要政策金利を1%ずつ引き下げた。統計総局(GSO)が6月29日に発表した第2四半期(4~6月)の国内総生産(GDP)成長率が2四半期連続で5%を下回ったことを受けて即座に対応した格好だが、株価の上昇にはつながらなかった。

ベトナム電力グループ(EVN)が1日から電力料金を5%値上げしたことも、株式市場で嫌気されたもようだ。EVNは、今回の電力料金の引き上げが企業活動や国民の生活に与える影響について、大きな影響はないと説明しているが、上場企業の多くはコストの増加につながるとして懸念を示している。

HOSEではまた、2日から3カ月にわたって株式取引における成行注文が試験的に導入された。成行注文は価格よりも約定を優先した注文方法で、証券市場の流動化を促進するために導入されたが、株価上昇の材料にはならなかった。

なお、3日の株式市場でも各指数が続落し、VNインデックスが1.5%安の413.09ポイント、VN30インデックスが1.2%安の486.95ポイント、HNXインデックスが1.3%安の69.21ポイントで取引を終えている。

■昨年末からは域内最大の伸び

このところ軟調な展開が続くベトナム株式市場だが、域内の主要な株価指数の上半期(1~6月)の推移を振り返ると、VNインデックスは昨年末から20.15%上昇しトップとなっている。上昇率2位はわずかな差でフィリピン総合指数(20.00%)。以下、タイSET指数(14.32%)、シンガポールST指数(8.77%)、マレーシアKLSL指数(4.47%)、ジャカルタ総合指数(3.50%)だった。ただ、6月月間では、VNインデックスは主要指数の中で唯一下落している。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 金融

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