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TSMCトップ、半導体市場成長予測を下方修正

ファウンドリー(半導体の受託製造企業)世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は19日、今年の世界の半導体産業成長率について、予測値を従来の「2%以上」から「1~2%」に下方修正した。「市況が予想より振るわない」としている。一方で同社の運営は、第4四半期に在庫リスクが高まるものの売上高は小幅の減少にとどまり、来年第2四半期には回復すると予測。「悲観はしていない」と述べ、設備投資も計画通り続ける方針を示した。【大石秋太郎】

同日に開いた第2四半期の業績説明会で明らかにした。張董事長は4月下旬、今年の半導体産業の成長予測を従来の2%から2%以上に上方修正していた。

市場で関心が高まっている在庫状況の見通しについては、第3四半期は在庫水準が例年より高まり、第4四半期から来年第1四半期にかけては在庫調整が必要になる可能性があるとした。ただ同社の業績に与える影響は小さいとして、来年第2四半期からの回復に強い自信を示している。

技術面では、年末にも20ナノメートル製造プロセスの生産準備を終える。現時点で最先端の28ナノプロセスが売上高に占める比率は、第2四半期は前期より2ポイント高い7%だった。年末までに20%への拡大を目指す。今年の設備投資額は、80億~85億米ドル(約6,400億~6,800億円)を計画している。

■Q3は過去最高更新見通し

第3四半期の売上高は、前期比約8%増の1,360億~1,380億台湾元(約3,670億~3,730億円)に達し、前期に続いて過去最高を更新する見通し。粗利率は前期(48.6%)から小幅に下落し46~48%になると予測した。


関連国・地域: 台湾
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

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