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7月の中古車取引1%減、回復傾向継続

自動車販売店などが加盟する業界団体の中国自動車流通協会(CADA)が10日発表した中国の2022年7月の中古車取引台数は、前年同月比1.1%減の144万3,300台だった。前年同月比での減少は5カ月連続。ただ減少幅は3カ月連続で縮小しており、新型コロナウイルスの流行が深刻だった4月からは25ポイント縮小した。

CADAは「7月の中古車取引台数は前年同月を上回る可能性がある」とみていたが、わずかに届かなかった。各地の記録的な猛暑が人々の外出を抑制し、販売店の客足が伸び悩んだと説明した。

6大地域の取引台数を見ると、華北、東北、西南、華東が前月比で増加。華東は上海市が好調で、同市の取引台数は前月比で10%、前年同月比で20%以上それぞれ増えた。西北と中南は前月比で減った。

7月の中古乗用車の取引台数を車種別で見ると、セダンは前年同月比3.3%減の84万9,900台、スポーツタイプ多目的車(SUV)は14.0%増の18万4,500台、多目的車(MPV)は8.2%増の9万1,100台だった。商用車はバスが16.1%減の9万1,000台、トラックが2.4%減の12万800台。

7月の取引額は前月比0.5%減の955億200万元(約1兆8,900億円)だった。

1~7月の取引台数は前年同期比8.7%減の902万8,400台。減少幅は1~6月(10.1%)から縮小した。取引額は6,218億3,500万元。

CADAは8月も中古車市場の回復が進むと予測。中古車取引に関する規制緩和などが追い風になるとみている。

李克強首相が主宰する国務院(中央政府)常務会議は6月下旬に、自家用の小型中古車の地域をまたいだ取引制限を8月から全面的に撤廃すると発表していた。

■在庫警戒指数は悪化

CADAによると、7月の「中国自動車ディーラー在庫警戒指数」は54.4%だった。前年同月比では2.1ポイント、前月比では4.9ポイントそれぞれ上昇した。

一部地域の自動車消費促進策が6月末に終わったほか、記録的な猛暑なども在庫圧力を高めた。

同指数は50を上回ると警戒水準となり、数値が高いほど需要が小さく、ディーラーの在庫圧力と経営リスクが大きいことを示す。


関連国・地域: 中国-全国
関連業種: 自動車・二輪車マクロ・統計・その他経済

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