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国営電力、強制力のある節電法整備を要請

国営ベトナム電力グループ(EVN)は、節電やエネルギー効率の向上についてより拘束力のある法律を制定するよう政府に要請している。2010年に規定されたエネルギーの経済的・効果的な利用に関する法律では、自発的な節電を求めているが、強制力がなく効果が薄いためだ。国営ベトナム通信(VNA)が伝えた。

EVNの提案には、年間100万キロワット時以上を消費する施設に年2%以上の節電を求める法律を整備することなどが盛り込まれた。商工省が提案内容を確認した後、政府や国会に提出する見通しという。

EVNは過去10年間でエネルギー効率は改善したと評価する一方で、他国と比べると効果的な節電ができていないと指摘した。セメント工場や鉄鋼工場など多くの工場で、老朽化したエネルギー効率の低い設備や技術が使用されており、特に半製品の鋼片(ビレット)の精錬や鉄くずを溶かす電炉でエネルギー消費率が高いという。

商工省の節電運営委員会のダン・ハイ・ズン副委員長は、節電に関心を持つ企業が少ないと指摘。理由として、節電促進のための財政支援が整備されていないことや、節電をしなかった場合の罰則がないことなどを挙げた。

商工省は財務省と連携し、節電やエネルギー効率の良い製品の利用、再生可能エネルギーの利用を促進するための財政政策について検討を進める方針だ。EVNによると、関連省庁は製造部門ごとに使用する技術やエネルギーについての基準を規定し、地方政府と協力してエネルギー効率向上のための法規制の調査を実施する計画だという。

EVNのリポートによると、10~21年に節電された電力量は371億キロワット時で、667億8,100万ドン(約286万米ドル、3億8,500万円)相当だった。年間の平均節電量は、商用電力の2%に相当する。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 電力・ガス・水道マクロ・統計・その他経済

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