• 印刷する

日亜化学の特許無効、億光が特許庁判断を公表

LEDパッケージング世界大手、億光電子工業(エバーライト)は24日、LED世界大手、日亜化学工業(徳島県阿南市)が保有する白色LEDに関連する特許について、日本の特許庁が無効の審決を言い渡したと発表した。同庁が日亜化学の特許を無効と判断するのは初めて。億光は今後の日本市場での展開や日亜化学との訴訟に有利になると期待している。

億光は、日亜化学が保有し、強みとするガーネット系蛍光体材料を使う白色LEDに関連する特許について、特許庁に対して無効を訴えていた。億光によると、特許庁は5月8日の審決で、同特許の主要な請求項が無効であるとの判断を下した。

葉寅夫董事長は同庁の審決について、今後の日亜化学との訴訟において億光に有利になるとの考えを示した。短期間で業績に貢献することはないとみながらも、「日亜化学の本拠地である日本で特許が無効になったことは、当社の今後の世界展開にとって大変大きな助けになる」と意義を語った。劉邦言総経理は「来年にも日本市場に直接進出する機会ができる」とみている。

日亜化学はNNAの取材に対し、同庁の審決については高等裁判所の審議に委ねる考えを明らかにした上で、「勝訴できると考えている」と自信を示した。仮に高裁の判決で同特許が無効と判断された場合でも「世界中で数百件ほどある白色LEDに関連する特許のうちの一つにすぎず、今後の億光との訴訟への影響は小さい」との見方だ。億光はこれまで、日亜化学が保有する白色LED関連特許の無効を約20件、日本で訴えている。特許庁はこのうち半数以下をすでに審決しているが、無効と判断したのは初めて。


関連国・地域: 台湾日本
関連業種: IT・通信マクロ・統計・その他経済

その他記事

すべての文頭を開く

茨城県が食と観光アピール 台北で見本市出展、商談会も企画(08/19)

新型コロナの域内感染者、18日は2万3088人(08/19)

アップルウオッチ、ベトナムで生産計画か(08/19)

観光再開のタイムスケジュールない、指揮官(08/19)

重慶の電力逼迫、台湾ノートパソコン業に影響も(08/19)

台湾のサイバー対策支出、今年は9億米ドル(08/19)

南亜、彰浜工業区の土地取得に57億元投資(08/19)

すべての文頭を開く

※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対して株式会社NNAは一切の責任を負いません。

の記事は有料サービスご契約者様限定記事です。契約すると続きをお読みいただけます。契約されている方は、画面右側にある各種ログインからログインください。
無料トライアルはこちら
購読申し込みはこちら

NNAからのご案内

出版物

SNSアカウント

各種ログイン