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【ポストコロナ 新潮流】シェア自転車が新たな足に

4都市展開、バイク社会に風穴も

ベトナムで自転車シェアサービスが順調に拡大している。新型コロナウイルス禍を機に人々の健康意識が高まり、ガソリン価格の高騰がコスト意識に拍車を掛けたことも理由だ。昨年12月に南部ホーチミン市で試行が始まったサービスは、すでに首都ハノイなど4省市に広がった。政府の旗振りで環境への意識も芽生える中、自転車は世界一の「バイク大国」に風穴を開けつつあるようにみえる。【濱田慎平、Lan Phuong】