湿気混じりの暑さが続く上海。エアコンの効いた部屋に一日中引きこもるようになってしまった。そのせいか、最近体がだるい。それを見かねた友人に誘われ、夜のキャンプに出掛けた。
キャンプ地はてっきり自然豊かな上海郊外だと思っていたが、向かった先は近所の蘇州河。河沿いの芝生には、テントを張った家族連れや、レジャーシートを敷いてピクニックを楽しんでいる若者の姿が見られた。友人いわく、キャンプブームと、室内娯楽施設の未解禁で、蘇州河に人がたくさん集まるようになったという。確かにキャンパー以外にも、家庭用カラオケ機器を持って熱唱している人や夜釣りに興じている人が増えた気がする。
ロックダウンが明けて1カ月。店内飲食の再開も始まり、市外都市への移動条件も緩まってきた。防疫措置の緩和とともに、本格的なアウトドアシーズンも到来しそうだ。(東)
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