レストラン業界の関係者やワイン業者から、欲しい銘柄のワインが不足しているという話を聞いた。特にフランスのシャンパーニュ地方の本格的なシャンパンの入手が難しくなっているという。
ワインやシャンパンの需要が著しく高まっているのは当然だ。新型コロナウイルスの感染対策や入国規制の緩和に伴い、レストランで食事をしたり、クラブでパーティーをしたりする人が増えているほか、大規模な社交行事やビジネスイベントが復活しているためだ。
サプライチェーン(調達・供給網)の混乱や気候変動、インフレによる影響を乗り切るには、柔軟な発想が必要なのかもしれない。イタリアやオーストラリアで造られたシャンパンタイプのスパークリングワインに替えてみるのはどうだろうか。新しい味覚に出合えるかもしれないし、価格もずっと安くなることだろう。(静)
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