JALCOホールディングスは、インドネシアで電子機器用部品の製造を手掛ける関連会社ジャルコ・エレクトロニクス・インドネシアの生産施設を売却する。経営合理化を図るために生産拠点を縮小する計画の一環となる。
ジャカルタ近郊の西ジャワ州カラワン県のカラワン工業団地(KIIC)に所有する土地2万880平方メートルと建屋8,815平方メートルを、隣接する昭和機器工業(埼玉県比企郡)子会社のサイタマ・スタンピング・インドネシアに売却する。譲渡価格は3億5,000万円で、帳簿価額は8,200万円となる。来月に売買契約を締結し、10月に引き渡す予定だ。
JALCOは2010年にマレーシアの生産工場を閉鎖し、昨年はシンガポールの販売子会社を解散して香港の販社に業務を移管していた。
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