フィリピン運輸省は3日、財閥サンミゲル・コーポレーションとルソン島東部ケソン州と南部ビコール地域を結ぶ南部ルソン高速道5(SLEX5)の運営契約に調印した。同地域の交通渋滞を緩和し、ケソン、ソルソゴン両州の観光地や港へのアクセス改善が期待される。
SLEX5は、サンミゲルと公共事業道路省傘下のフィリピン国家建設公社(PNCC)の共同事業。総延長は417キロメートルで、4車線の有料道路となる。
ケソン州ルセナ市のSLEX4の終点から、ルソン島南端のソルソゴン州マトノッグ町のフェリーターミナルを結ぶ。ルセナ市からケソン州グマカ町、タグカワヤン町、南カマリネス州シポコット町、ナガ市、アルバイ州ポランギ町、レガスピ市を経由してソルソゴン州に至る。
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