韓国の現代自動車グループが、25日に開催した先端航空モビリティーに関する社内イベントで、水素燃料電池とバッテリーを同時に使用するドローン(小型無人機)「プロジェクトN」を公開した。
新機体はバッテリーを基盤とする一般的な都市航空交通システム(UAM)と異なり、水素燃料システムを同時に利用することで長距離航行を可能にする。機体の直径は6メートル、離着陸重量は最大700キログラムで、自社開発の水素燃料システムを搭載する。2月に国内認証を取得し、初の水素燃料電池ドローンとして登録された。
■地域航空モビリティーの拡大も視野
今後について現代自は、世界レベルで地域航空モビリティー(RAM)事業を推進する一方、都市間移動を可能にするRAM分野への拡大も視野に入れているという。
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