フィリピンでパソコンやIT機器の販売を手掛けるアプソン・インターナショナル(UIC)は23日、フィリピン証券取引所(PSE)に上場計画を申請したと発表した。新規株式公開(IPO)では最大48億8,000万ペソ(約119億円)を調達し、店舗網の拡大などを進める。
17日に提出した登録届け出書によると、9月にPSEのメインボードに上場する予定。IPOでは最大約8億8,815万株を1株当たり最大5.5ペソで売り出す。
同社は「オクタゴン・コンピューター・スーパーストア」「マイクロ・バレー」「ガジェットキング」のブランドで店舗を展開している。2021年末時点の店舗数は183店で、同年の売上高は前年比5%増の85億6,790万ペソだった。需要増大を見込み、向こう3~5年間で新たに250店の出店を計画している。
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