台湾衛生福利部(衛生省)中央流行疫情指揮中心は11日、新型コロナウイルスの抗原検査キットについて、個人による輸入を許可すると発表した。申請不要で、1人につき1回限り、100回分を超えない範囲での個人輸入が可能となる。期限は同日から6月30日まで。
個人輸入した抗原検査キットの販売は禁止する。家庭用を推奨するが、衛生福利部の緊急使用許可を取得したもの以外も可とする。ただ安全性や有効性については個人が責任を負うとした。
域内では4月に入って感染が急拡大し、抗原検査キットの需要が増加している。政府はこれを受けて、4月下旬に実名制購入制度を導入。5月9日には域内の一部のコンビニやスーパー、ドラッグストアも販売を再開したが、入手困難な状況が続いている。
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