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5月から国際線運航を本格化 年内5割回復、日本線再開も期待

韓国国土交通省は6日、5月から国際線の定期便の運航許可数を段階的に拡大すると発表した。5~6月はそれぞれ週100回、7月からは週300回増やし、年内には新型コロナウイルス禍前の半分の水準まで運航数を戻す計画だ。この方針を受けて韓国の航空会社は、国際線の再開・増便に向けた動きを加速させている。旅客需要の急増が見込める日本路線の再開を期待する航空会社も多い。

韓国国交省は、現在週420回に限定されている国際線定期便の運航数を5月から100回増の週520回、6月には追加で100回増やした週620回に拡大すると発表した。7月以降はさらに300回増やした後、最終的には11月までに新型コロナ禍前(週4,714回)の約半分となる週2,400回まで国際線の運航数を回復させる計画だ。

韓国の国際路線と運航規模はこれまで、防疫当局の毎月の協議を経て決定されていた。5月以降はこれをコロナ禍前の状態に戻し、国交省の航空政策の方針に基づいて柔軟に調整できるようにする。

運航数の拡大に合わせ、仁川国際空港の1時間当たりの着陸回数の制限も5月からは現行の10回から20回に拡大する。7月からはこれを30回に増やし、年内にコロナ禍前の40回・24時間運営に戻す方針だ。また、チャーター便の運航許可期間の制限も段階的に緩和し、年内には制限を廃止する。

韓国国交省は「現在の防疫状況と、各国の入国時の隔離措置の緩和状況などを総合的に考慮した。今後期待される旅客需要の急速な回復に備える」と説明した。

■地方空港の国際線も再開へ

現在、ソウル・仁川と釜山・金海、大邱の3カ所に限定されている国際線の運航許可空港も、段階的に拡大する。

5月には済州と清州(忠清北道)、務安(全羅南道)の3カ所、6月にはソウル・金浦と襄陽(江原道)の2カ所で、それぞれ国際線運航を再開する。政府は7月をめどに運営時間の制限を撤廃し、年内の正常化を目指す考えだ。

■航空各社が増便準備

韓国政府の運航回数の拡大方針に合わせ、航空各社は国際線運航の再開・増便に着手した。4月1日から新型コロナワクチンの接種完了者を対象に入国時の隔離義務が免除されたことも、航空各社が旅客需要の拡大に期待を寄せる要因となっている。

フルサービスキャリア(FSC)の大韓航空とアシアナ航空は、欧州や北米など長距離路線の増便を予定している。5月にフランス・パリ路線を現在の週3回から週4回に、オーストラリア・シドニー路線は週2回から週3回にそれぞれ増やす。アシアナ航空も米ロサンゼルス路線などを増便する計画という。

一方、格安航空会社(LCC)も、入国制限を相次いで緩和している東南アジア路線に注力する考え。エアソウルは6月にベトナム行きの一部路線とマレーシア・コタキナバル路線の運航を再開する。済州航空は、フィリピン・マニラ路線の増便を検討しているほか、務安空港発のベトナムおよびタイ路線の就航申請を韓国国交省に申請した。

■日本路線再開にも期待高まる

東南アジア各国が閉じていた空の玄関を再び開いていることから、日本路線の本格的な再開に注目が集まる。日本が今年に入り、新型コロナ対策として実施している水際対策を段階的に緩和していることから、韓国航空業界の期待も高まっている。

エアソウルのマーケティングチームの関係者は、「LCCにとって日本は最も重要な路線。再開されれば日韓両国から大勢の利用客が見込めるため、できるだけ早く再開してほしい」と話した。


関連国・地域: 韓国
関連業種: 運輸観光

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