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22年経済成長予測、4.5%で据え置き=世銀

世界銀行はこのほど発表した東アジア・太平洋(EAP)地域の経済見通しで、2022年のカンボジアの国内総生産(GDP)成長率を4.5%と予測した。21年10月の見通しを据え置いた。

世銀はカンボジア経済について、「入国制限の緩和など新型コロナウイルスとの共存を図る政策、ワクチン接種率の高さなどが回復を促進している」と指摘。22年の成長率見通しは、国際的な需要の低迷やコモディティー価格上昇の影響を見込み、4.5%で維持するが、中期的には6%前後での成長も可能との見方を示した。

産業別では、「衣料品や旅行用品、履物、自転車などの製造業、農業は十分に(新型コロナ禍から)回復したが、観光業は低迷が続いている」と指摘。金融市場のリスク要因として、融資先が建設や不動産分野に偏っていることを挙げた。

カンボジアを含む東アジア・太平洋地域全体での懸念要因には、ウクライナ情勢、米国の金融引き締め策、中国経済の動向を提示。22年のカンボジアのGDP成長率は、悲観的な見通しでは3.8%にとどまると見ており、「外的要因への耐性を強化するには、国内の構造改革を断行することが必要だ」と述べた。

今後の経済回復と雇用創出に向けては、「物流・エネルギーコストなどの引き下げ、労働市場の規制緩和などで事業環境を改善することが重要」と説明。また、「(21年10月に公布された)新投資法や、中国、韓国との間でそれぞれ発効した自由貿易協定(FTA)、1月に発足した地域的な包括的経済連携(RCEP)協定が、カンボジアへの投資促進と同国の貿易拡大に貢献する」と予想した。


関連国・地域: カンボジア
関連業種: マクロ・統計・その他経済

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