アジア開発銀行(ADB)は6日に発表した「アジア経済見通し(ADO)2022年版」で、今年の東南アジア11カ国の実質国内総生産(GDP)成長率が全体で4.9%になるとの見通しを明らかにした。21年12月の前回見直しから0.2ポイント下方修正したが、昨年を大きく上回るとみている。最も高い成長が見込まれているのはベトナムで6.5%。マレーシアとフィリピンがともに6.0%で続いた。シンガポールは唯一、前年実績比で鈍化となる4.3%の成長と予測している。
アジア開発銀行(ADB)は6日に発表した「アジア経済見通し(ADO)2022年版」で、今年の東南アジア11カ国の実質国内総生産(GDP)成長率が全体で4.9%になるとの見通しを明らかにした。21年12月の前回見直しから0.2ポイント下方修正したが、昨年を大きく上回るとみている。最も高い成長が見込まれているのはベトナムで6.5%。マレーシアとフィリピンがともに6.0%で続いた。シンガポールは唯一、前年実績比で鈍化となる4.3%の成長と予測している。