「日本のお米、やっぱりもちもちしておいしい」。毎日自炊している香港人の友人は、日本産のコメを食べている。
ここ数年で日本米は手軽にスーパーで買えるようになった。もちろん値段はこれまで香港で一般的に食べられてきたコメよりも高いが、そこはおいしい食べ物へのこだわりだと主張する。外食の場合は日本米を使う飲食店を調べて優先的に選ぶし、間食がほしくなれば日系おにぎりチェーンへわざわざ足を運ぶという徹底ぶりだ。
最近は日本米を使ったクラフトビールも香港で生まれている。話を聞いてみると、そのブランドは2、3年前から日本米を使い始め、このほど新しい品種を採用したことで一層おいしい自信作ができたという。香港人の日本食材への愛情は強い。これからもその相乗作用で新しいものが生まれたり、育っていったりすることが楽しみだ。(伊)
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