マレーシア教育省は、貧困家庭の児童に無料で給食を提供するプログラムで、粗末な食事が出されているとのうわさを否定した。発端は、白米にグレイビーソースがかけられただけの食事の写真がフェイスブックに投稿されたことだ。同省が調べたところ、この食事は同プログラムで提供されたものではなかったという。
小学校に通っていたころ、一番の楽しみは給食だった。だからこそ、この話を聞いた時、本当に白米にソースしかかけられていないものが出されているのであれば、ひどい話だと思った。実際は、きちんとした食事が提供されているらしい。
大人になってからも、子ども時代の給食はしばしば話題に上る。今、無料で食事の提供を受けている子どもたちが大人になった時、「あのメニューはおいしかった」「あれは嫌いだった」と楽しく話ができるようなプログラムであってほしい。(望)
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