フィリピンの大手財閥アヤラ・コーポレーション傘下のエネルギー会社ACEエネクサーは14日、天然ガスと水素を燃料とするコンバインドサイクル発電所(出力110万キロワット)の建設に関し、同社と米系企業など5社による合弁契約を交わしたと発表した。
ACEエネクサーのほか、◇同社の関連企業ブエンディア・クリスティアナ・ホールディングス(BCHC)◇米投資ファンドのブラックストーン傘下のジェン・エックス・エナジー◇ジェン・エックス傘下のレッド・ホールディングス◇ACEエネクサーとジェン・エックスの合弁会社バタンガス・クリーン・エナジー(BCE)──が参加する。事業はBCEを通じて実施する。
発電所は、天然ガスに加え、製造時に二酸化炭素(CO2)を出さない「グリーン水素」を使って安定的に電力を供給し、国内の電力需要増大に応じる計画だ。
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