「皆さんにとって、無くてはならないものは何ですか。私はスターバックスのアメリカーノです」――。語学学校に通っていた時、韓国人の先生が言っていた言葉だ。韓国の人々はコーヒー好きが多いが、数あるコーヒーチェーンの中でもスターバックスに対しては特別な思い入れがあるように感じる。
今月13日から、スターバックスコリアは一部の商品を値上げした。コーヒー豆の国際価格が高騰しており、10年ぶりの高値となったためだ。定番商品のアメリカーノは4,100ウォン(約400円)から4,500ウォンとなった。
400ウォンの差は大きいと感じたが、韓国の人々にとってはあまり関係ないようで、先日もスターバックスは満席だった。多少の値上げは受け入れざるを得ない。今後は「企業が値段を超えた価値を顧客に提供できるか」が問われていくことになりそうだ。(辰)
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