インドの複合企業(コングロマリット)アダニ・グループの送電部門アダニ・トランスミッション(ATL)は20日、同社子会社のガタンプール・トランスミッションが北部ウッタルプラデシュ州で国内最大規模の州間送電線建設工事を完了したと発表した。
送電線の回線延長は897キロ。ガタンプール火力発電所で発電した電気を送電する。官民連携(PPP)方式の建設・所有・運営・保守(BOOM)契約に基づいて建設した。契約期間は35年間。
ATLが現在所有する送電網は回線延長で1万8,336キロ。このうち1万4,131キロが稼働中で、4,205キロは建設中という。同社は2022年までに送電網を2万キロまで拡大する目標を掲げている。
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