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化合物半導体の重要性高まる

EVシフトが後押し、鴻海も生産

製品の小型化や高速化を実現する化合物半導体への注目が高まっている。世界的に脱炭素化に向けた動きが強まる中、電気自動車(EV)やグリーンエネルギーのほか、第5世代(5G)移動通信システムなどに関連する産業での応用が進む。自社開発したEVの試作車を10月に発表したEMS(電子機器の受託製造サービス)世界最大手、鴻海精密工業も生産拡大に乗り出す。【安藤千晶】