豪3QのCPI、コアインフレ率が目標値内に
豪政府統計局(ABS)が27日に発表した2021年第3四半期(7~9月)のオーストラリアの消費者物価指数(CPI)は、前年同期比で3%上昇した。総合品目から価格変動の大きい品目を除いたコアインフレ率(トリム平均値)は2.1%上昇で、2015年9月以降で初めてオーストラリア連邦準備銀行(RBA)が目標とする2~3%の範囲内に収まった。RBAは24年まで政策金利を0.1%で据え置くとしているものの、市場は今回の結果などにより予定より早く利上げに入る可能性もあるとみている。