新型コロナウイルスワクチンの海外での接種記録が、シンガポール国内で登録できるようになった。オン・イェクン保健相が、自身のフェイスブックで明らかにした。
同相によると、海外でワクチンを接種した人には、政府指定の診療所で接種記録を提示するとともに、血清検査(抗体検査)を受けてもらう。陽性結果が出れば、保健省が管轄する診療サービス「ヘルスハブ」のアプリや、接触者追跡アプリ「トレーストゥギャザー(TT)」に接種記録が登録される。
米ファイザー製やモデルナ製ワクチンの接種記録の場合、登録にかかる所要日数は約2日となっている。世界保健機関(WHO)が「緊急使用リスト」に掲載したこのほかのワクチンの場合は、ヘルスハブのアプリだけに反映されるが、今月末までにはトレーストゥギャザーにも登録される見通しだ。
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