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「工場隔離」でテント不足、生産追い付かず

ベトナムの新型コロナ対策に伴いテント需要が急増し、生産が追い付いていない。4月下旬以降の感染第4波で工場のニーズが高まり、ホーチミン市が今月、製造業などの操業継続規制として「工場隔離」を開始したことで需給バランスが一気に崩れた。VNエクスプレスが21日伝えた。

ホーチミン市ビンタン区のアウトドア用品メーカー、レウベトには、ここ数週間で300~3,000個の大型注文が殺到している。供給能力は数日かけて1,000個ほどで、「過去3週間、フル生産を続けているが需要を満たせていない」(広報担当者)状態だ。同区の別のメーカーは、第4波発生後、テント1万5,000個を販売したが、原材料不足により生産停止となった。

ホーチミン市は15日から、従業員の「労・食・住」を1拠点に集約するか、宿泊施設を確保して移動を同施設と職場の1ルートに限定することを操業継続の条件としている。労働者が居住エリアと往来することが工業団地内にウイルスを侵入させる原因として、自宅から工場への通勤を認めていない。生産活動の継続に向け、各メーカーがテントをはじめとする寝具の確保に動いている。

第4波の感染拡大は当初、北部が中心で、南部にシフトしている。北部ナムディン省のキャンプ用品メーカーの広報担当者は「(近隣との移動規制に伴い工場需要が増えた)バクザン省で5月に需要が増えていた。今はホーチミン市をはじめとする南部需要の対応に追われている」と話した。1日当たり400~500個を出荷しているが、原材料不足で生産能力は40%低下している。


関連国・地域: ベトナム
関連業種: 医療・医薬品その他製造マクロ・統計・その他経済雇用・労務

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