シドニー北部のある駅の近くで衝撃的なものを見た。改札前にある下りのエスカレーターに乗ったところ、降り口のど真ん中に、すでに何度も踏まれた後の大便が落ちていた。とっさに気づいたので靴を汚さずに済んだが、なぜあんなところにあんなものが……と仰天した。
しかし次の瞬間、20年以上前のある光景がフラッシュバックした。学生時代に日本の大手百貨店の食料品売り場でアルバイトをしていたとき、常に人通りがあるにもかかわらず、突如、エスカレーターの乗り口に大便が出現する事件が何度もあったのだ。
当時、そんな悪質な嫌がらせに驚いたものだが、なんと、ここシドニーでも同じ手口に出くわすとは。確かに、人が嫌がるものは万国共通なので、手口も似てくるのかもしれない。シドニーでは大型犬を飼う人が多いので、大便の出所は違うのかもしれないが。（桜月）
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