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全国警戒レベルを3週間延長 感染者横ばい、新たな措置導入も

韓国政府は11日、13日に終了する予定だった現行の新型コロナウイルス感染症の防疫措置を7月4日まで3週間延長すると発表した。ここ1週間の平均感染者数が500人台と、5月の水準と比べてほぼ横ばいで推移していることを考慮した。韓国政府は6月末までに全人口の25%に相当する1,300万人にワクチンの1回目接種を終了する予定で、3週間後には、現行よりも緩和的な新たな警戒レベルを導入するとみられる。

14日から首都圏(ソウル市・京畿道・仁川市)で「2段階」、非首都圏で「1.5段階」の警戒レベルを維持しつつ、「5人以上の私的な集まりの禁止」についても全国的に継続する。2月15日にこの防疫措置が適用されて以降、7度目の延長措置となる。

「2段階」の首都圏では、飲食店やカフェなどの営業は午後10時までに制限。結婚式場と葬儀場の入場制限は100人未満で、宗教施設も20%に限り入場を許可する。「1.5段階」の非首都圏では、飲食店などの営業時間は制限を設けないが、結婚式場と葬儀場の入場は500人未満、宗教施設も30%以内の入場に制限する。

一部施設に対しては措置を緩和する。屋外スポーツ競技場では、首都圏で10%から30%、非首都圏で30%から50%まで、それぞれ入場制限を緩和。ただ、マスクの常時着用や飲食の禁止、指定席以外の移動禁止などの感染防止対策の徹底を求める。

また、コンサートやミュージカルなどの公演場の入場制限も100人未満から最大4,000人に緩める。公演場では歓声を送ったり、一緒に歌を歌ったりするなどの行為が禁じられる。

■今月中旬にワクチン目標達成

韓国の国内感染者数は今月5~11日の1週間平均で553人と、5月の第1週目から6週連続で500人台で推移。感染力の強い変異株の拡大など、全国的に集団感染が相次いでいる。

ただ、ワクチン接種状況は今のところ順調で、7月以降、感染者数は減少傾向に転じるとみられている。13日0時時点で1回目のワクチン接種をした人は1,180万2,287人と、全人口の23.0%に上り、「6月末まで1,300万人の接種完了」という目標は、今月中旬の達成が見込まれている。

■4段階の防疫措置導入へ

これに伴い、3週間後の7月5日からは新たな警戒レベルが導入される見通しだ。現在は5段階(「1段階」「1.5段階」「2段階」「2.5段階」「3段階」)に分けている警戒レベルを4段階に簡素化し、一部業種に負担が偏る基準も緩和する。

聯合ニュースによると、首都圏のレストラン・カフェなどの飲食店は午前0時までの営業が可能となり、「5人以上の私的な集まりの禁止」についても、感染状況によって「9人以上の私的な集まりの禁止」に変更されるなどの案が検討されているもようだ。

中央事故収拾本部のユン・テホ防疫総括班長は11日のブリーフィングで「新たな防疫措置の適用が予定される7月には、今よりもはるかに多くの人がワクチンを接種している。日常生活を取り戻すためにも防疫措置を段階的に緩和していく必要がある」と強調した。


関連国・地域: 韓国
関連業種: 医療・医薬品マクロ・統計・その他経済

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